解体ショーに当たった職人の若くて格好良いこと。日本人らしい半被姿の職人かなと、ぼんやりと想像していましたが、出てきたのはトレンディードラマに出てきそうなハンサムな青年。白い割烹着の中には、ダーク系の落ち着いたネクタイを締めていました。ヘアスタイルから眉、ひげまで、すべて丹念に手入れをしてあり、とにかく今風の若者でした。
先輩格の方がそばにいましたが、介添え人だったのでしょうか。時々重たそうな魚の本体を動かすのを手伝うこともありましたが、ほぼ一人ですべてを担当していました。
5分ほど経つと、片方の肉が背中からきれいに切り取られました。その時、ハンサム職人はスプーンを取り出して、背骨の周りについている赤身をすき、皿に盛り付けました。
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