会員登録

郭富城(アーロン・クォック)と劉徳華(アンディ・ラウ)が19年ぶりの共演

2012-09-04 11:02:13     cri    

 "香港四天王"と呼ばれていた郭富城(アーロン・クォック)と劉徳華(アンディ・ラウ)の2人が映画の最新作『寒戦(Cold War)』で19年ぶりに共演することがわかりました。この作品は香港映画を代表するポリス・アクション。中国の大型連休に当たる10月初旬に公開予定で、巨額の制作費1億元(約12億円)と多くの人気スターを投入した超大作に仕上がっています。作品では、郭富城(アーロン・クォック)が、しっとりした演技で主人公の警察官をうまく演じているほか、劉徳華(アンディ・ラウ)が友情出演していて話題を呼びました。

 香港四天王の1人として知られる郭富城(アーロン・クォック)は、香港TVBのダンサーとしてデビュー、ダンスだけでなく歌手としての活躍も目覚しく、香港四天王の中で、もっともアイドルの素質を持つ一人とされてきました。映画俳優としても活動していますが、2005年に、アイドルのイメージをうち破って挑戦した『ディバージェンス 運命の交差点(原題:三岔口)』でシリアスな演技を披露し、台湾のアカデミー賞こと金馬奨で最優秀主演男優賞を初受賞。それをきっかけに俳優業に専念するようになりました。成熟感のある演技が評価され、その翌年、『父子』という作品で、同賞主演男優賞の2度目の受賞を果たし、「俳優アーロン」としての地位を築き上げました。

 一方、映画俳優として大活躍している劉徳華(アンディ・ラウ)ですが、『リー・ロック伝(原題:五億探長雷洛傳)』、『神鳥伝説(原題:九一神鵰侠侶)』など過去のアンディ主演作にアーロンが助演として出演していたこともあります。今回、19年ぶりのスクリーンでの再会を、2人とも喜んだそうです。台湾メディアは、「90年代、絶大な人気を誇り香港芸能界の中心人物であった郭富城(アーロン・クォック)、劉徳華(アンディ・ラウ)、黎明(レオン・ライ)、張学友(ジャッキー・チュン)。この四天王の共演は以前は難しかったが、今でも影響力が強い分これからはタッグを組む機会が多くなりそうだ」と伝えています。

 19年ぶりにアンディとの共演を果たしたアーロンは「とにかくうれしかった」とコメントし、「今回は共演シーンが少なかったので、次にチャンスがあればもっとカラミの多い役を演じたい」と話しました。また、アーロンとアンディのほかに、香港の中堅俳優・梁家輝(レオン・カーフェイ)や台湾の人気俳優・彭于晏(エディ・ポン)、香港の若手俳優・李治廷(アーリフ・リー)など豪華キャストが揃っています。

 新作映画『寒戦(Cold War)』、どんな作品になるのか、本当に楽しみですね。(ミン・イヒョウ)

関連ニュース
写真トピックス
コメント
今週の番組
今日熱点
快楽学唱中文歌
特集ダイジェスト
LINKS