会員登録

【エンタメ・ランキング】2012年8月最終週の五輪選手、競泳の孫楊(スン・ヤン)が首位

2012-08-28 10:18:39     cri    

 中国最大手のポータルサイト「百度」の検索アクセス数で集計したランキングは、中国芸能界の全体の動きが分かる結果を示しています。

 世界から注目を集めたスポーツの祭典・ロンドンオリンピックも様々なドラマを残して幕を下ろしました。選手たちの活躍には印象深いものがたくさんあり、オリンピックの話題がまだまだ続いています。

 今週の中国で注目度の高い五輪選手・トップ3は以下のとおり:

 3位、陸上の男子110メートル障害の元五輪王者、劉翔(リュウ・シャン)。ロンドン五輪の予選では1台目のハードルで転倒し、中国全土が騒然となる大ハプニングが起きました。アテネ五輪の金メダリストとして自国での連覇を期待された北京五輪でも、予選直前にアキレス腱の痛みにより棄権しました。この2度目の棄権は中国にとってもさらに深いショックを与えました。試合直後、ロンドンで手術を受けた後に帰国した劉翔(リュウ・シャン)は、今は治療に専念しなければならない状態ですが、2カ月後にはジョギングを開始できるかもしれないということで、アキレス腱の故障が回復したら競技へ復帰したいとの意欲も示しているそうです。

 2位、新規・卓球王者、張継科(ジャン・ジークー)。ロンドン五輪の卓球男子シングルスと男子団体で金メダルに輝いたのは、国内で「チベット犬」の愛称で親しまれている張継科(ジャン・ジークー)。卓球王者が続出する中国ですが、卓球界のグランドスラム(世界選手権、ワールドカップ、オリンピック制覇)を最短期間で達成した中国人選手です。YG (ヤングジェネレーション) サーブに代表される多彩なサーブ、バックハンド技術とフォアハンドドライブなどを巧みに操り、今回の五輪でも切れの良いプレイを見せてくれました。

 張継科(ジャン・ジークー)選手は青島市出身の24歳。父親ももともと卓球選手ですが、子どもの頃は卓球ではなく、サッカーに夢中だったそうです。そもそも継科(ジークー)という名前もブラジルのサッカー名選手ジーコと発音が似ているところから取ったものだとか。サッカー少年が卓球へと転向したのは5歳の頃。1993年、サッカー中国代表がイエメンに敗北した時、継科(ジークー)の父親は怒りのあまり、「もうサッカーはやめだ。卓球にしよう。パパが一生教えてやる」と息子に宣言したのがきっかけでした。その言葉通り、親子の卓球生活が始まり、家の中に卓球台を置き、毎日卓球漬けの日々が続いたということです。そして24歳を迎えた今年、継科(ジークー)はついに五輪の金メダルを獲得しました。サッカーの敗北が未来の卓球の金メダリストを生み出した物語り、これも中国スポーツ界の美談となりました。今後の活躍にも期待しています。

 1位、競泳で2つの金!歴史的記録を残した孫楊(スン・ヤン)。男子400m自由形と1500m自由形で金メダルを取った孫楊(スン・ヤン)選手は、国内で英雄的存在となっています。中国競泳の歴史を作ったと言っても過言ではありません。弱冠20歳の孫楊(スン・ヤン)は中国浙江省杭州市の出身で、中長距離の自由形を専門としています。2008年の北京オリンピックの1500m自由形で8位となりましたが、2010年、アジア競技大会の1500mで世界記録に0秒87差の記録で金メダルを獲得しました。さらに2011年世界水泳上海大会でも大活躍しました。1500m自由形では、高速水着でも破れなかった世界記録を10年ぶりに更新し更に、800m自由形でも金メダルを手にしました。そして、今回ロンドンオリンピックの400m自由形では300mまで韓国の名選手・朴泰桓(パク・テファン)にリードされていましたが逆転勝ちし、オリンピック新記録で金メダルに輝きました。(ミン・イヒョウ)

関連ニュース
写真トピックス
コメント
今週の番組
今日熱点
快楽学唱中文歌
特集ダイジェスト
LINKS