桜のイメージにぴったり！美しくて神秘的なナンバーです。

張敬軒(ヒンズ・チャン)は広東省出身の28歳、現在は香港を拠点に活動しており、広東語曲を中心に発表しています。

お勧めの桜ソングは2008年の最新アルバムに収録された広東語曲で、すれ違った恋を歌う失恋ソング。

しっとりした歌声とピアノの音色がぴったりマッチしており、涙を誘うような感動的なバラードです。

大陸の人気歌手・胡楊林(リディア・フー)が2007年10月に発表したセカンド・アルバムから「桜花舞（桜ダンス）」という曲。

ファースト・アルバムのタイトル曲「香水有毒（poison of perfume）」でスマッシュヒットを遂げた胡楊林(リディア・フー)はファンの間で「香水歌姫」と呼ばれています。

こんな彼女はセカンド･アルバムで日本っぽさを強く出しています。中でも、中島美嘉バージョンの「朧月夜」のほか、同じく中島美嘉のヒット曲「桜色舞うころ」をカバーしています。一枚のアルバムで同一アーティストの曲を2曲もカバーしたのは本当に異例で、そこから中島美嘉の人気を垣間見ることもできます。

お勧めの「桜花舞（桜ダンス）」は、「桜色舞うころ」の中国語カバーです。

台湾の張善為(チャン・シャンウェイ)が歌う「真夏的桜花（真夏のさくら）」も日本の桜ソングの中国語カバーです。この曲、メロディーを聴くとすぐわかると思いますが、原曲は森山直太朗の名曲「さくら（独唱）」です。学生の皆さんに卒業ソングを送りたいということで、このカバーが決まったようです。日本では春が卒業シーズンですが、中国では6月から7月となります。そこで、「真夏のさくら」というタイトルになったとのことです。森山直太朗の「さくら」がしっとりとしたイメージに対して、張善為(チャン・シャンウェイ)の「真夏のさくら」は軽やかに語りかけてくるような雰囲気があります。その違いを聞き比べてみてください。

台湾の新人歌手・江語晨(ジャン・ユーチェン)の桜ソングは「桜花開了（桜の花が咲いた）」です。

江語晨(ジャン・ユーチェン)は、周杰倫(ジェイ・チョウ) にスカウトされた新人で、周杰倫(ジェイ・チョウ)初監督の映画『不能説的秘密（言えない秘密）』の挿入歌も担当し、一気に注目を浴びています。周杰倫(ジェイ・チョウ)が全力でプッシュしていることから、「新一代杰女郎（新規ジェイ・ガール）」とまで呼ばれています。

「桜花開了（桜の花が咲いた）」という曲は、自身のデビューアルバムに収録されています。軽快なリズムに乗って江語晨(ジャン・ユーチェン)がキュートなラップを披露しています。本当に、春らしさが満喫できるナンバーです。

香港4天王のひとり・郭富城（アーロン・クォック）の桜ソングはアップテンポでノリのいい曲で、「浪漫桜花（パラパラさくら）」というナンバー。この曲は、２００１年郭富城（アーロン・クォック）と張柏芝（セシリア・チャン）が共演した話題の映画「パラパラ櫻の花」の主題歌としても知られていますが、曲は映画とともに大ヒットとなりました。

日本にかかわりのある話なので、日本でも紹介されています。映画の中で披露されたパラパラダンスも話題となり、若者の間ではパラパラブームもあったようです。

台湾の人気ユニット・Sweety（スウィーティー）のヒット曲「桜花草（さくらぐさ）」。

台湾を中心として香港などの中華圏で活動する女性2人組ユニットで、メンバーは、劉品言(イェンイェン)と曾之喬(チャオ・チャオ)。歌手としての活動以外にバラエティ番組の司会やドラマへの出演も多いようです。

「桜花草（さくらぐさ）」は、2006年リリースの大ヒット・アルバムに収録されています。グループ名どおり、2人のスイートな歌声が印象的で、甘い初恋の思い出を童謡のようなメロディーで綴ったナンバーです。