現在の団結湖は50年代以前は炭鉱の坑道でした。1958年に朝陽区の行政委員会は多数の人間を動員しこの古い坑道を湖へと作り変えました。そして団結湖と命名されました。その後、湖の西部が緑地化され1981年に団結湖公園の建設が決定しました。
1つ注意しなければならないのは、確かに地下鉄10号線の駅名はこの公園に由来していますが、実際の団結湖に行くには、その1つ南の「呼家楼」の方が便利です。実は地下鉄建設当時、この駅は「工体北路駅」と呼ばれていました。しかし、もっとぴったりの名前は「三里屯」駅です。三里屯は北京のカフェ、バー街として有名な場所で、若者と多くの外国人が訪れる人気スポットです。買い物も楽しめるこのエリアに新しく建てられたショッピングモールはユニークな外観でひときわ目立っています。
観光スポット
朝陽公園(朝阳公园)
北京にはこんな言い方があります。「古代には頣和園があり、現代には朝陽公園がある」。しかし、面積から言えば朝陽公園は北京市の第4環状線内で最も大きい公園で、陸地面積は頣和園より3万平方メートルも大きいです。もともとは「碓子公園」と言い、1984年に建設が始まりました。20年あまりかけて現在の朝陽公園は都市を癒す「生態公園」となりました。2008年のオリンピックの際には公園内の特設ビーチでビーチバレーの試合が行われました。
アクセス:地下鉄B出口出て、農業展覧館南路に沿って東へおよそ800メートル。
全国農業展覧館(农业展览馆)
全国農業展覧館は首都10大建築の1つで1959年に建設が始まりました。立地、規模、スタイルなどは全て周恩来総理が自ら査定しました。単体としては北京で最も広い展覧館です。
アクセス:地下鉄B出口出て、三環路に沿って北へおよそ400メートル。
(もしくは1つ北の地下鉄10号線農業展覧館駅を利用)
ショッピング
三里屯Village
アップルストア、アディダス、ユニクロなど若者に人気のテナントが揃ったショッピングモールです。設計にはイギリス、アメリカ、日本、香港の建築デザイナーを起用しました。アパレル関係のほかデジタル製品、映画館、レストラン、カフェ、大型スーパーなどもあり賑やかな商業エリアとなっています。
アクセス:地下鉄A出口出て、体育場北路に沿って西へおよそ500メートル。
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