旧正月の十五日は伝統的な春節の最後の日、元宵節で「小正月」と呼ばれています。この祭日は今から2000年ほど前の漢の時代から受け継がれてきました。この春節後の最初の満月の夜に、各家庭では家族が団らんして共にめでたい日を祝います。また、この夜は提灯を飾り、湯園と呼ばれる餡入りだんごを食べる風習があります。
今回の中国メロディーは皆さんと一緒に元宵節の音楽を聞きながら中国各地の元宵節の雰囲気を味わいましょう。
元宵節は「上元節」、「灯篭節」とも称されています。元宵節の日は、灯ろうが高くつるされ、祭りのにぎやかな雰囲気を醸し出します。元宵節の朝には、どの家でも団子を食べる習慣があり、また、夜には公園や広場などに灯篭が飾られて、昔ながらの伝統的な灯籠観賞を楽しみます。このほか、一部の地方では獅子舞、ヤンゴー踊りなども披露されます。
実はこれらの灯ろうの表にはクイズが貼ってあり、人々はその答えをあてて楽しみます。これは2000年以上の春秋戦国時代から続いています。
中国メロディー、今回は伝統的な祝日「元宵節」をご紹介しました。番組の中でご紹介したのは「闹元宵(賑わう元宵節)」、「花灯(ランタン)」、「花好月圓(美しき花と満月)」の3曲でした。
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