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ドンブラ

2010-12-24 21:17:34     cri    























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 皆さん今日は。中国メロディーの時間です。

 お相手の黄競です

 広大な中国の大地は56の民族を育んできました。そして、この大地に生きる各民族と各地域の特色ある音楽は多彩な中国の音楽世界を作りました。優雅な江南地区の伝統音楽や情熱的なモンゴル草原の響き、華やかな京劇、そして西南地方の少数民族の美しいハーモニー・・・・・・。この番組では中国各地の心を揺さぶる旋律と音色をご紹介していきます。皆さん、ご一緒に中国民族音楽のルーツを探りましょう。

 今回の中国メロディーは中国西北部に暮らす少数民族・カザフ族の伝統楽器・ドンブラをご紹介しましょう。

 ドンブラはカザフ族の伝統的な弦楽器で、そのリズムが心地よい音楽はカザフ族の独特な音楽文化の代表となりました。今、お聞きいただいているのはドンブラで奏でた曲「心思(思い)」です。

M1. ≪心思≫ 2分35秒

 お聞きいただいたのはカザフ族の伝統楽器・ドンブラで奏でる「心思(思い)」でした。

 カザフ族はトルコ系の少数民族で、中国西北部の新疆ウィグル自治区、青海省の北部、甘粛省の西部に居住する遊牧民です。主に羊と馬を放牧し、昔から騎馬民族と呼ばれています。   ドンブラはカザフ族の伝統的な弦楽器で、紀元前3世紀から新疆地区で伝えられてきました。カザフ語ではドンブラの「ドン」は楽器を奏でる時に出る音を表し、「ブラ」は弦楽器の調子を合わせるという意味です。カザフ族では老若男女問わず、誰でもドンブラを奏でることができます。続いてお送りするのはカザフ族の歌手がドンブラを引きながら歌った民謡「故郷之恋(故郷を思う)」です。

M2. ≪故郷之恋≫ 4分45秒

 お聞きいただいているのはカザフ族の歌手がドンブラを弾きながら歌った民謡「故郷之恋(故郷を思う)」でした。

 ドンブラは木製の二弦の弦楽器で、形は琵琶に似ていて、さおが細くマンドリンのような形です。ドンブラの製作方法はむかが非常に簡単でした。職人は丸本を大型の柄杓の形に整えて、その表面に薄い板を被せ、また、羊の腸2本を琴線として薄い板で固定させます。かつてのドンブラはこうした作りでも演奏することができたそうです。

 ドンブラはカザフ族の民謡歌手にとって欠かすことができない伴奏楽器です。カザフ族の人々は外で放牧したときにドンブラを引くと寂しさと退屈を紛らすことができ、夜、家に帰った後、ドンブラの伴奏の下で、みんなが歌ったり踊ったりしてとても楽しみます。ドンブラはカザフ族の人々に多くの生活の楽しみをもたらす楽器といえます。次にお送りするのはドンブラで奏でた曲「赤いバラ」です。赤いバラは愛情の象徴ですが、この曲では清らかな少女のことも意味しています。この曲は若者の愛情への憧れを表現しているのです。

M3 ≪紅玫瑰≫ 2分58秒  

 お聞きいただいているのはドンブラの独奏曲「紅玫瑰(赤いバラ)」です。

 ドンブラはカザフ族の伝統楽器として独奏だけではなく、合奏と伴奏もできます。その音楽の豊かな表現力はいつも聞く人に深い印象を残します。

 ドンブラの演奏法はほかの弦楽器とほぼ同じようです。演奏者はドンブラを懐に置き、左手でドンブラを持ちます。人差し指と親指で弦を押し、右手の中指と親指で弦をかき鳴らし演奏します。演奏者はドンブラの豊かな表現力で草原に流れる泉の音や鳥の鳴き声、疾走する馬の蹄の音などを生き生きと表現することができます。最後にドンブラで奏でた曲「泉(いずみ)」を聴きながらお別れしましょう。この曲は山の中を流れる泉の音を再現しました。

M4 泉 1分35秒   

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