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お年寄りの気血補充には、脾臓と胃の養生が大事

2012-11-16 11:04:06     cri    


























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 人は年を取るにつれ、体や各臓器の機能が低下していきます。このため、年配者は食欲が減退したり、消化・吸収の機能も弱まっています。実は、お年寄りと若者の一番大きな違いは補給・補充が難しくなっていることです。吸収機能が弱まっているため、食べた栄養を胃腸が完全に吸収できないのです。これは気血を補充するときの一番大きな困難です。

 気血とは、中国医学の一連の治療法で重要視される用語で、臓腑(ぞうふ)にエネルギーを供給するエネルギー源を意味します。中国医学の古典理論では、人体の正常な機能を保つ内臓器官は六臓六腑であり、この六臓六腑は、体内を一定のリズムで循環する気血の循行によって営まれると考えられています。この気血の循環経路がいわゆる経絡(けいらく)であり、気は経外を巡り、血は経内を巡ります。気血の正常な循行によって臓腑は健常となり、生体も健康が維持されます。こうした気血という生体のエネルギー源の考え方は、古代中国人が日常の生活のなかから生み出した知恵なのです。

 さて、お年寄りが気血を補充するためのキーワードは脾臓と胃の養生です。運動は体を強くしますが、気血の補充という面では十分ではありません。年配の人は食事、特に菜食を通じて補う必要があります。科学的な飲食を通じて脾臓と胃を養生し、消化機能を増強します。実は、多くの病気は、食べるべきではないものを食べたためにかかります。特に、季節に合わない野菜や果物を食べた事が原因です。飲食が適切でないと、体のあちこちに問題が出てきます。調査によりますと、血清中のコレステロールと蛋白質が高いレベルを保つ人の栄養状況は割りと良く、健康寿命も長くなります。血液中のコレステロールの量がとても重要です。コレステロール値が3.89mmol/L以下(正常値は2.86-5.88mmol/L)の場合、関連する病気にかかった場合の死亡率がほかの人より数倍高くなります。低コレステロール血症はたくさんの疾病を引き起こします。例えば、ガン、出血性脳卒中、うつ病などです。もちろん、コレステロール値が高すぎても良くありませんが、5.18-7.7mmol/Lの間を保っているお年寄りは寿命が長いというデータが出ています。人体のヘモグロビンの量は健康を判断する重要な基準です。ヘモグロビンの量が不足している場合には、毎日タマゴ、魚、肉、豆などを食べ、野菜や果物からビタミンと微量元素を補充する必要があります。

 具体的な注意事項は次のとおりです。消化しやすい食べ物、お粥などを食べること。毎日ミルクを飲むこと。野菜は季節に応じた旬の野菜をメインに、季節に合わない野菜を控えること。冬には苦瓜、ケツメイシなどのお茶を飲まないこと。黒色の食品は慎重に食べること。きくらげ、昆布、のりは寒性であるため、脾臓や胃の弱いお年寄りは控えめに食べてください。(ooeiei、中原)

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