8月に入り、北京は数日の雨を経て、今日から青空が広がり、気温もぐっと上がってきました。皆さんはいかがお過ごしですか?暑くなると、冷房をつけっぱなしにしてはいませんか?冷房に長い間当たっていると、冷房病にかかりやすくなります。今日は冷房病の対処法についてお伝えします。
冷房病(れいぼうびょう)は、冷房が強く効いたエリアに長時間いた後、外気温にさらされることを繰り返したときに起こる、自律神経の機能不良の通称です。例えば、腹痛、体がだるく痛む、風邪などの病状が出ます。
寝ているときに冷房をつけっぱなしにすると、確かに涼しく眠れますが、朝起きて胃やお腹が痛く、下痢などの症状が出ることがあります。その原因は「冷え」によるものです。普段から胃腸が弱い人であれば、生姜となつめのスープを飲んで、胃を暖めると良いでしょう。
冷房が効いた部屋の中に長くいた場合、体の関節や腰がもっとも冷気を受けやすいです。そうすると体がだるくなり、痛みを感じるようになります。この場合は、生姜のスープを作ってタオルを浸し、罨法を行います。症状がひどい場合には、生姜スープをまず飲み、生姜のスープで手足を洗ったりします。そうすると、冷気が発散され、痛みを緩和することができます。
外が暑いと、冷房の効いた部屋の中で涼しく過ごしたくなるものですが、室外と室内の温度差が大きすぎると、風邪を引きやすくなります。頭痛、熱、咳、鼻づまりなどの症状が出来ます。その場合は、生姜スープを飲むと症状が大きく改善されるでしょう。
生姜スープは中国の人々の日常生活にはよく見られますが、その飲み方には、色々な方法があります。
冷房病を予防するためには、オフィスに行くときに生姜の千切りを用意し、それをお湯に入れてお茶として飲みます。そうすると一定の予防効果があります。緑茶と一緒に飲むこともお勧めです。
また、生姜スープの中に適量の黒砂糖を入れても効果が倍増するのだそうです。
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