日常生活には欠かせない娯楽の一つはテレビを見ることでしょう。帰宅してすぐにテレビをつける人も多いのではないでしょうか?では、テレビを頻繁に見ると目にはどんな影響を及ぼすのでしょう?そして、どのようにしたらテレビを見ても、目にダメージを与えないのでしょう?
まず、どのような姿勢でテレビを見るかということ。ソファーを倒して見ることも、ベッドに横になって見ることも、目にはよくありません。画面と平行でない角度でテレビを見ることは目の筋力のバランスを崩してしまうことになりかねません。ですから、画面を見る時は視線が画面とほぼ平行線になるようにしてください。そして1時間テレビを見た後は10分ぐらい休憩しましょう。テレビのコマーシャルは多いので、その時間中に目を休めることは、簡単にできるのではないでしょうか?
また、頻繁にチャンネルを変えるのも目によくありません。チャンネルを変える瞬間が、目にはもっとも刺激が大きいのです。チャンネルを変える時には一瞬目を閉じたり、数回瞬きをしてみてください。
次はテレビの位置に注意すること。テレビを置く場所、その高さにも注意しましょう。適当な高さでいいと考えたら間違いです。まずテレビの高さは視線と平行線になるようにし、画面の中心位置は視線よりやや低い位置になるようにしてください。そしてテレビとの距離は、少なくとも3メートルくらいの距離を置かなければなりません。さもないと、近視などの目の問題につながりますよ。
三つ目は明るさと色に注意すること。テレビを見て疲れを感じるのは明るさと色が原因です。画面が明るければ明るいほど、見栄 えは向上しますが、それとともに光が強くなり、目にはよくありません。色では青い空、海などの寒色をより鮮やかにすると目に刺激を与えます。逆に、皮膚の色が正常になるように調整すれば、目に対しての刺激は少なくなります。ですから、テレビを購入した後は、メニューでこれらの機能を調整するようにして目を保護しましょう。
四つ目は、テレビ周辺の照明に注意することです。テレビを見る時には、部屋の照明をつけていますか?それともすべての照明を消していますか?実は、この二つのやり方は両方とも間違いです。正しい方法は、ワット数が低く、光が柔らかい電球スタンドを室内に置くことです。もし傘のついたスタンドであればよりいっそう目にやさしくなります。そして、このスタンドの位置はテレビを見ているあなたの視界に入らないよう、なるべくテレビの斜め後ろにおいてください。
五つ目は、車の走行中にはテレビを見ないことです。テレビ機能を搭載しているカーナビが一般的になってきました。しかし、走行中の車内で長時間テレビを見ていると、目の腫れやめまい、嘔吐などのよくない反応が出てきますので、あまり走行中には見ないほうがいいのです。
また、目を保護するため、普段から野菜や果物、たとえば、にんじん、もやし、オレンジ、なつめなどを食べるようにしてください。目の保護によい効果があります。
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