ヨーグルトは女性にとってもっとも健康的な食品ですね。空腹時にはエネルギーの補充ができ、ダイエット、カルシウムの補充、胃腸の調子を整えるなどの効果もあります。毎日ヨーグルトを食べることは、健康にとてもよいことです。しかし、ヨーグルトは食後に食べるのがよいのでしょうか?それとも食前に食べるのがよいのでしょうか?いったいいつ食べるのが一番よいタイミングはなのでしょうか?また、空腹時にヨーグルトを食べると、胃にダメージを与えるのでしょうか?
ヨーグルトは朝食のときに食べてもかまいませんが、胃潰瘍や胃酸の多い人は空腹時に食べるのは止めましょう。しかし、消化不良を起こしやすい人、胃酸の足りない人が食事のときにヨーグルトを食べると、むしろ消化を促すことができます。
ヨーグルトのPH値は4.6ぐらい、普段料理に使われているお酢は3ぐらい、そして胃酸のPH値は1.5以下にまでなっていますから、ヨーグルトの酸度は胃酸とは比べ物になりません。お酒を飲む前に少しヨーグルトを食べると、胃粘膜を保護し、アルコールの刺激を軽減できます。ですから、ヨーグルトは胃を保護する食品です。もし胃酸が多くても、胃潰瘍の病状がなければ、空腹時にヨーグルトを食べても全く問題はありません。
しかし、空腹時は、胃酸の濃度が比較的高いので、乳酸菌が死亡しやすくなります。健康の保全価値に影響しそうですが、栄養価はまだあります。乳酸菌がなくても、全体としての栄養価は牛乳より優れています。ですから、ヨーグルトを食べるときは、胃の状態が悪くなければ、タイミングなどを考えなくてもよいのです。
一方、空腹時にヨーグルトを食べると、たんぱく質が無駄になるのでしょうか?実は、ヨーグルトの栄養成分は食事の代わりになるほどの価値があるのです。100グラムのヨーグルトには、たんぱく質2.3%、脂肪2.5%、砂糖7%、乳糖3%が含まれていて、その総カロリーは72キロカロリーあります。そのうちたんぱく質のカロリーはわずか12.7%で、乳糖などの炭水化物のカロリーが55.6%を占めています。炭水化物はこのように豊富で、消化もしやすいため、たんぱく質は無駄にはなりません。
もし仕事が忙しくて、食事ができない場合には、ヨーグルトをその代わりに食べましょう。クッキーやチョコレートなどよりはずいぶんと健康的ですから。
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