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新疆の慈善家・楊華さんの物語(前編)

2011-06-07 15:30:31     cri    























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 新疆は中国の北西部にあります。かつてはシルクロードの通り道であり、今も多様な民族が暮らすところです。古くから、ここは中国と中央アジア、西アジア、ヨーロッパを結ぶ交通の要衝でした。毎週この時間は今日の新疆の様子をご紹介していますが、今日は新疆で慈善事業を行う楊華さんの物語についてお話しましょう。

 今年38歳の楊華さんは新疆生産建設兵団の農業ハウス建設の請負業者で、楊潔温室設備有限会社の総経理です。楊さんは長年にわたって多くの貧困家庭に無償援助を提供しており、どんな見返りも求めず、慈善事業を人生の最も重要な事業として努めています。

 「僕の最大の願いは生涯にわたって慈善事業を継続していくことです。もし死を迎える時には、自分の臓器など体のすべてを提供したいと決心しています」と話しました。

 楊華さんは11年前に故郷・安徽省を離れ、新疆で生活を求めてきました。当初、楊さんは畑で綿の収穫作業を手伝い、その後、市場で雑貨を売り、建築現場で左官工事を行ったり、貨物を輸送したりするなど多くの仕事に励み、10数年にわたる努力を経て、ようやく社会の最下層と言われる農民工からオーナーになりました。この10数年の間に、楊さん自身は辛苦を嘗め尽くしてきましたが、生活に困った周りの人々への援助はずっと続けてきました。

 「幼い頃、僕の家は貧しく、非常に苦しい生活をしてきました。その後社会に出て、世間の貧しくて生活に困った人々を見て、自分の子供時代の艱難辛苦を思い出しました。ですから、微力を尽して、彼らを援助しようと決心したのです」と話しました。

 2004年、数年間にわたる努力を経て、自分の会社を創設したばかりの時に、楊さんは不慮の事故でひどい焼けどを負いました。また、彼が入院して治療を受けている間に、ある友人が会社の工事用資金50万元を持ち逃げしました。この二重の苦しみを受けて、楊さんは失意のどん底に陥りました。

 心の痛手を受けた楊さんは退院した後、資金を持ち逃げした友人を追及することもなく、仕事に没頭しました。その後、楊さんは工事のことで博楽市を訪れ、ウイグル族のイズグリというおばあさんと知り合いました。イズグリさんの娘は精神病を患い、旦那さんは病気で働くことができず、家族の生活は非常に苦しいものでした。楊さんはイズグリさんの負担を軽減するために、イズグリさんの家を頻繁に訪れ、カラーテレビや小麦粉、食用油などを届けました。この時から、楊さんの慈善事業が正式にスタートしたと言えるでしょう。

 新疆シリーズ、今日は新疆で慈善事業を行う楊華さんの物語前編をご紹介しました。来週は後編をお送りします。どうぞお楽しみに。

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