新疆は中国の北西部にあります。かつてはシルクロードの通り道であり、今も多様な民族が暮らすところです。古くから、ここは中国と中央アジア、西アジア、ヨーロッパを結ぶ交通の要衝でした。毎週この時間は今日の新疆の様子をご紹介していますが、先週の新疆シリーズは新疆楼蘭シルバー芸術団前編をご紹介しました。今日はその後編をご紹介しましょう。
新疆楼蘭シルバー芸術団は集団エアロビクス、舞踊、モデルなどのパフォーマンスを一体化した芸術団です。芸術団のメンバーは新疆の各職場を定年退職した女性のOBで、平均年齢は52歳です。ここ数年、新疆楼蘭シルバー芸術団の公演は新疆各地の人々に歓迎されているだけでなく、新疆を代表して全国規模のコンクールに参加し、輝かしい成績を収めています。
1999年、楼蘭シルバー芸術団は北京で全国シルバーモデルコンクールに参加しました。80余りの代表チームの中でも突出した才能を発揮して、専門家と観客達に喜ばれました。特に、「楼蘭の思い」という演目は服飾モデル部門の三位に選ばれました。芸術団のリーター・汪敏莉さんは、「『楼蘭の思い』は、カザフ族、ウィグル族、タジク族の民族衣装ファッションショーと民族舞踊を一体化した演目で、構成が目新しく、メンバー達の演技も素晴らしかったんです。彼女達の素晴らしい演技を見て、私は非常に感動しました」
2005年4月、楼蘭シルバー芸術団は、マカオで中国マカオ金蓮花杯芸術コンクールに参加し、「楼蘭の思い」と新疆エアロビクスがそれぞれ服飾モデル部門とエアロビクス部門の一位に選ばれました。
また、芸術団の「健康ヤンコ」という演目は、第二回全国農民運動会、全国初回シルバー競技大会などのイベントで多くの賞を獲得しました。これらの栄誉は、メンバー達の大きな励みとなりました。
メンバーの候麗華さんは「この芸術団のメンバー達はみんな仲良しで、一緒に稽古するのがとても楽しかったです。芸術団の規模がどんどん大きくなるにつれ、メンバーの間の友情もますます深まっていると思います」と話しました。
今、新疆楼蘭シルバー芸術団のメンバー達は、団の活動に関心と愛着を持っていて、自分の努力を通じて、おしゃれな老後生活を作っています。 (担当:黄競)
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