お粥は中国人の好きな食べ物であり、伝統的な保健食品でもあります。今日は、漢方医師の蘇鳳哲さんにおかゆのレシピについて語ってもらいましょう。
中国の伝統医学では、身体の変化は四季の変化と密接にかかわっており、養生とは四季の変化に適応し、身体のバランスを保つことと考えています。また、養生の中で、脾臓と胃腸がもっとも重要だということです。蘇鳳哲医師はこれについて、「脾臓と胃腸は養生の重点です。今、生活レベルは向上しましたが、多くの病気は誤った食生活によってもたらされた"食源病"です。食べたものはまず胃に入り、脾臓によってその栄養が全身に送られ、老廃物を排出させます。脾臓と胃は代謝の重要な器官であり、大部分の疾患はこの代謝機能の失調によってひきおこされます。そのため、脾臓と胃は養生と健康にとって非常に重要です」と語りました。脾臓と胃が健康であれば、その他の臓器も健康を保てます。それでは、どうすれば脾臓と胃を健康に保てるのでしょうか。蘇医師は健康と養生に役立つおかゆを食べることを提案しました。年齢や体質そして季節の特徴に基づいて、おかゆの食材も異なります。
前回では春におすすめるゆりのおかゆと
夏の緑豆と蓮根のおかゆ
秋のトウモロコシの粉とサツマイモを使ったおかゆのレシピについてご紹介しましたが、今日は冬におすすめるおかゆについてお話をしましょう。
冬は寒く、人体はより多くのエネルギーが必要としています。こうして、冬季には適当に栄養を補充するべきです。ゴマやクルミを食材にしたおかゆはおすすめします。(翻訳:董燕華)
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