中国のネット通販最大手「淘宝網(タオバオ)」はこのほど、同社の2010年度取引データを公表しました。2010年、淘宝網の登録ユーザー数は3億7千万人、取り扱い商品は8億点、1日の最高アクセス数は6千万人、1分当たりの販売点数は4万8千点に上ったと言います。特筆すべきは、1日の最高取引高が19億5千万元(約250億円)を記録し、北京、上海、広州の社会消費財小売総額をいずれも上回ったことです。11日付け中国紙「国際金融報」が伝えました。
この1年間、淘宝網の1分当たりの販売数は衣類864着、携帯電話36体、書籍85冊、照明器具13体など計4万8千点。最も盛況だったのが11月11日で、同日の取引高は19億5千万元(約250億円)を記録、北京、上海、広州の1日の社会消費財小売総額をいずれも上回りました。
しかし、淘宝網に象徴される新たな商業形態の出現により、こうした構図に変化が起きています。淘宝網のネット販売により、中国最西端に住む人々も、大都市の北京、上海、広州に住む人々と同じように、豊富な商品に接することを可能にしています。
このほか、淘宝網のBtoC(企業と消費者間)版「淘宝商城(タオバオモール)」や航空券販売などの業務も急速に伸びており、2010年の取引高は09年の4倍になったということです。(人民ネットから) 暮らし・経済へ
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