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日系自動車メーカー、上海モーターショーに大きな意気込み

2009-04-21 16:22:40     cri    


コンセプトカー「Mazda清(きよら)」

 厳しい経済危機にもかかわらず、海外自動車メーカーの中国市場での業績は依然として良好です。専門家によると、中国の自動車市場の規模は今年、米国を抜いて世界トップに踊り出ると見られています。21日に開幕する上海国際モーターショーには日本の自動車メーカー各社も大きな意気込みをかけています。「中国新聞網」が伝えました。

 トヨタは今回、最強の陣営でモーターショーに登場する予定。出展のテーマは「環境、安全、未来」。一汽豊田・広汽豊田・レクサスとも手を携え、約50台を出展することになっています。展示台数と展示スペースの規模はこれまでで最大で。またトヨタは今回、自動車の未来の可能性と先端技術を表現するコンセプトカー5車種を出展します。リチウムイオン電池を搭載した電動車「FT-EV」、水素をエネルギーにした燃料電池ハイブリッド車「FCHV-adv」、外部の電源から充電できるプラグインハイブリッド車「Hi-CT」など、環境保護分野でトヨタが持つ先端技術を十分に示すものとなりそうです。

 マツダは今回、まもなく中国に上陸する「Mazda MX-5」、アジア初公開のコンセプトカー「Mazda清(きよら)」、鳴り物入りでの発売まもない「Mazda6睿翼」など7車種12台を携えての登場となります。マツダはこの1年、中国で良好な業績を上げました。08年年間販売の伸びは前年比26%に達し、中国自動車市場全体の成長率7%を大きく上回りました。発表されたばかりの09年第1四半期の業績でも昨年同期比22%増を達成。中国市場参入の01年以来で第1四半期最高の売り上げを記録しました。


日産の電気自動車「NUVU」

 実用的な先端技術と先見的な環境保護理念で勝負するのはニッサンです。今回、日産(中国)と東風日産乗用車は、傘下の全シリーズの車種を携えての登場となります。昨年の北京モーターショーでは独創的なデザインの「PIVO2」で話題を呼んだニッサンですが、今回は、新エネルギー分野へのニッサンの貢献を代表する電動車「NUVU」を打ち出す予定です。ジュネーブのモーターショーで人気の高かった次世代商用車「NV200」にも関心が集まることは間違いありません。コンセプトカー以外でも、東風ニッサンは新型の軒逸(シルフィー)を打ち出すほか、天籟(ティアナ)・騏達(ティーダ)・頤達(ラティオ)・驪威(リヴィナ)・逍客(キャシュカイ)・駿逸(リヴィナジェニス)・奇駿(エクストレイル)などの人気車種も登場することになっています。

 ホンダは今回、広州本田・東風本田・アキュラと手を携えての参加となります。出展のテーマは環境保護。青い地球をコンセプトにデザインされた出展スペースは、未来への希望を表しています。ゼロエミッションの未来社会に向けて究極のエコを追求した燃料電池車、現段階で最も現実的・効率的とされるハイブリッド車、低燃費や低排出などの高い環境保護性能を経済的に実現した量産車などに注目が集まります。今回のモーターショーで初公開となる新型燃料電池車「FCX Clarity」は、水素と酸素の科学的反応で発生する電気エネルギーを動力とします。排出される唯一の物質は水。モーターショーで最高のエコカーとなることは間違いありません。(人民ネットより)

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