養老保険加入者、納税延期検討
3月23日、北京市は「経済成長の維持、民生の保護、安定の確保」を目指すための対策を打ち出しましたが、その内容は、金融活動による経済発展の促進、金融危機に対応する企業への支援、そして、就職の安定と拡大という三つの部分からなっています。
そのうち、『金融活動による首都経済の発展促進に関する意見』では、養老保険加入者に対して、納税延期などの優遇を与えることを検討すべきだとしています。
この『意見』に基づいて、北京市は社会、特に民生への金融サービスをレベルアップさせるということです。具体的には以下の4つです。
それはまず、クレジットカードによる消費を推進することです。今年から、銀行カードを使う環境作りの一環として、新規の信用貸付業務や農村での分割払いの信用貸付業務の開始を奨励します。同時に、住民の普段住む住まいとその補充住宅の購入には、銀行からの信用貸付支援が認められます。
次は、利下げによって、小額担保の貸付規模の拡大を図ること、都市の失業者や就職前の大卒者、農村の移転労働力、退役軍人などの就職活動や起業に信用貸付支援を提供することです。
第三は、養老保険加入者に対しては、納税延期という待遇を与えることを検討します。また、北京に専門の養老保険会社を作り、商業保険を通じた多くの養老・健康保障計画を立てることです。このほかに、一部の業界で強制的な火災責任保険をテスト実施する予定です。
最後は、住民の公共事業費の上納を利便化させるプロジェクトを推進すると同時に、高速道路の料金徴収デジタルシステムを普及します。また、国の関連システムを通じて、社会保険の支払いをより簡素化していくためのテスト作業を行うことです。(翻訳:東)
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