夏になると連日、日平均気温が22度を超えます。この基準で見れば中国の多数の地方は5月から夏季に入ります。もちろんこの時期はまだ初夏で快適です。最も暑いのは7、8月の盛夏です。
盛夏の厳しい暑さは体にとって厳しい試練だと言えます。南アジア諸国では毎年、暑さが原因で死亡する人の数は数百人に達するということです。ただ、一部の人は高温な環境に早く慣れることができ、健康で過せます。これは何によるものでしょうか。
科学者の研究によりますと、体の耐熱力は熱ショック蛋白と関わります。人間が高温環境に長時間居ると、体の熱ショック蛋白の合成が促進され、耐熱力も次第に高まることになります。耐熱力アップの方法は気温が徐々に高まる時期に耐熱力を鍛えることです。初夏の期間はちょうど日中の気温が徐々に高まる時期に当たり、この時期に耐熱力を鍛える一番いい時期だと見られます。
その具体的な方法は毎日一時間ぐらいの室外トレーニングを続けることです。散歩、ジョギング、体操など運動が最適です。一カ月ぐらいの耐熱力トレーニングを続ければ、盛夏に入り、室外気温が35度を越えても、体が慣れることができます。
(翻訳:huangjing 吉田)
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