中国人と日本人の違い
日本語2組 王晓琳
中国と日本はもともと隣国です。両国の人は同じ髪の色、同じ顔の色など似ているところが多いですが、まったく違いがないとは言えません。衣、食、住などさまざまな面で違いがあります。
まず、服です。服は人の性格を側面から表していると思います。日本人は組み合わせの美と調和を求めて、中国人は実用性、保温性を重視します。両国の緯度によって気温の差があるかもしれませんが、東京の冬はなかなか寒いと私は思っています。しかしこのような冬に女性たちがスカートを穿いているのは不思議だと考えます。
日本でショッピングするときは、服と言えない服をよく見かけます。「こんな物着られるの」と思うのですが、結局その服が雑誌に掲載され、人気が出るようです。中国では冬に入ったら、みんなダウンジャケットを着て、寒い冬を過ごします。冬だけ見ても、このような違いが出てきます。
ちなみに、日本の女性は他の人と同じ服を着るのが好きそうですね。中国の女性は自分の個性を現せる自分なりの服を着て、同じ服を着るなんていうのは嫌いです。
次は食です。日本人はなまの物が最上品だと思っていますが、中国人は火を加えた熱い食べ物が好きです。「色、香、味」を持っている料理は最高だと中国人は昔から考えています。私が日本にいたところ、お寿司を食べに行くことが多かったのですが、店でなまの刺身や貝柱など人気があるから注文する人が多くて、値段も高いです。私はなまの物が苦手で、おかげで食べるたびにあまりお金がかからなかったんですが、注文できる物が少ないです。
原因はわかりませんが、日本人は味が淡白な物をいつも食べています。中国人は濃い物、辛い物が大好きです。日本のラー油はあまりからくなく、ただ赤い油ではないかと思います。日本人は刺激がある食べ物に興味を持っていないと言えます。
家は誰にとっても大事な物だと考えられています。日本人は部屋の間取りを追求し、中国人は一般に大きさにこだわると思います。中国人は家を買おうとするとき、いつも「大きさは何平方メートル」と不動産屋に聞いています。
そして日本人は家族関係が中国人より冷たいです。日本人は親孝行をする人は少ないと思います。特に就職したあと、親に会いに行くことがめずらしいです。日本人と比べると、中国人のほうが血縁を重んじます。親孝行をよくする人は高い評価をされて、すごくほめたたえられます。
中国と日本は確かに色々なところが似ていますが、違いもあります。両国はふたごのような関係だと私は総括します。顔はほぼ同じですが、性格が全然違うので、好みも行為にも大きな差が現れています。
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