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中国と日本の違い

2009-02-18 21:35:12     cri    

中国と日本の違い

                                                                                                鄭軼群




















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 日本語を勉強してから三年余りになり、日本または日本語に関することは、いろいろわかるようになりました。それに三年生の時に、日本に一年間、留学していたので、中国と日本の違いをもっと深く理解するようになりました。たとえば、大学の教育制度とか、親と子供の関係とか、大学生の生活とか、言葉使いなどの違いがわかりました。ここでは、言葉使いやアルバイトの違いについて書きたいと思います。

 まず、言葉使いです。中国語にも、敬語表現はありますけど、日本語よりそんなに難しくないと思います。中国語では"~~様"、"~~さん"のような名前を呼ぶ時に敬称がよく使われ、また"~~してください"という言い方もあります。けれども、教師は学生に普通、敬語を使いません。これに対して、日本の場合には、教師がよく敬語を使います。留学していた間、よくこういう言葉を聞きました。

 「皆さん、これから、プリントを配ります。ここまでで何かご質問はありませんか」

 はじめて聞いたとき、ちょっと驚きました。だって、相手は教師なのに、なぜそんな言い方をするのか不思議に思いました。たまたま、優しい先生に会ったかもしれないと思ったけど、一年間ずっとそういう敬語を聞いていたのです。中国にも優しい先生がいないわけではないですけれど、やはり学生に対して敬語を使う先生は少ないです。よく考えて見ると、日本人はいつでも誰に対しても敬語を使うようです。これは言葉の習慣というよりか、むしろ意識の違いだと思われます。大学の先生は非常に偉い人間だと思っている中国人が多いです。ですから、学生に対して、敬語を使う必要はないと考えています。一方、日本人はすごい責任感を持っていて、教師として、学生にまじめに対応しなければならない、親切にしなければならないと思っているようです。ですから、日本人の先生はよく敬語を使い、中国人の先生は普通の言葉を使います。

 もう一つの違いはアルバイトのことです。日本ではほとんどの学生がバイトをするのに対して、中国では、あんまりしない学生が多いです。大学生になったら十八歳で、中国では成人になります。なのに、どうして自分の力でお金を稼がないのでしょうか。すごくおかしいのではないかと思います。

 これには二つの理由があると思います。一つは、親から見ると、中国ではみんな一人っ子ばかりなので、子供は生まれてから非常に溺愛されます。その結果、子供は自立意識がまったくなく、すべてのことを親に頼ります。ご飯を作ることができないし、洗濯もできないです。ところが、日本では、二人や三人の子供を持っている家庭が多いので、子供は比較的家事のこととかも、できるだけやっているようです。それで、大きくなってから、中国の子供は親に頼っているのに対して、日本の子供は自立しています。ですから、バイトするのは、貯金のためとか、小遣いを稼ぐためとかで、日本の大学生はみんなバイトに熱中しているのに対して、中国の大学生はまだ親からお金をもらっています。

 もう一つの理由は、国の経済発展の違いによるのではないでしょうか。中国でのバイトの給料は少なく、一日六時間くらい働いてもわずか五百円程度です。ですから、時間がかかるけど、お金は少ししかもらえない、そういう考えを持つ中国の学生が多いのでしょう。日本では少なくても一時間で650円になります。その結果、中国の学生は一所懸命バイトしても、ご飯を食べることが出来る程度ですけれども、日本の学生は同じようにバイトをすると、ヨーロッパに旅行にいけるぐらい稼ぐことが出来ます。

 以上書いたことは自分が感じたことなので正しいかどうかはわかりませんが、これからも中国の日本の違いについて色々と考えて行きたいと思います。

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