この2名はいずれも女性で、年齢は24歳と35歳です。入院した際、いずれも激しい脱力感、下痢、嘔吐、脱水などの重い症状があり、検査の結果、エボラ出血熱と診断されました。

　第4陣中国医療チーム及びシエラレオネの医療関係者が協力し、20日間にわたって治療を行った結果、二人の症状は完全回復へと向かいました。4月初め、2回にわたって検査を行った結果、いずれも陰性で、完治して退院できる基準をクリアしたということです。退院患者が出たことは、中国医療チームの隊員たちの自信と気持ちを大きく鼓舞しました。（Yan、高橋敬）国際・交流へ