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世界保健機関(WHO)は23日、エボラ出血熱の新規感染者は減少したものの、エボラ出血熱が流行する西アフリカのギニア、リベリア、シエラレオネの3か国の状況はいまだ懸念されるとして警戒を呼びかけています。
これは、シエラレオネが全国のエボラ出血熱予防に関する封鎖解除を発表した数時間後に発表されたもので、WHOによりますと、エボラ出血熱対策は資金と医療関係職員が不足しているほか、まもなく到来する雨季が疫病予防を困難にするおそれがあるといわれています。
ブルース・エイルワードWHO事務局長補は「エボラ出血熱対策にはまだ3億5000万ドルの資金が不足している。このままでは支援金が2月の中旬に切れてしまい、続けて資金供給できなければ、ウィルスを完全抑制できるはずの時期の4ヶ月前に資金が尽きてしまうという状況に直面することを意味している」と説明しました。(殷、小山)国際・交流へ
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