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 <全人代>マカオ、ギャンブル業への管理措置を強化

2015-03-10 14:46:04     cri    
 全国人民代表大会(全人代)代表を務めるマカオ駐在中央政府連絡弁公室の李剛主任は9日午前、全人代マカオ代表団の開放日(一部メディアに会場への立ち入りが許可される日)の会議に参加した後、メディアのインタビューに対し、「大陸部の腐敗取締りがマカオのギャンブル業に一定の影響を及ぼしたことは否定できないものの、マカオギャンブル業の収益が9ヵ月も連続して下落した理由としては、他にも多くの要因が挙げられる」と説明しました。

 マカオは世界最大のギャンブル都市で、ギャンブル業は地方収入の95%以上を占めています。李主任は「大陸部の腐敗取締りにより、一部の政府関係者や国有企業の高級管理職はマカオに来てギャンブルをすることを恐れている。一方、マカオのギャンブル業も管理措置を一部強化したことから、大陸部の政府関係者がマカオでギャンブルをすれば、すぐに摘発されることになる。これにより大陸部の腐敗取締りがマカオのギャンブル業に一定の影響を与えたと言えるものの、マカオギャンブル業の未来を心配する必要はない。マカオのギャンブル業にとって、これこそ自らが調整する良いきっけかである」と述べました。

 また、マカオのギャンブル業の収益が9ヵ月も連続して下落したことについて、李主任は、「いま、中国の国内経済は下振れ圧力に晒され多くの企業が難関に陥っており、マカオへギャンブルに訪れる大陸部の経営者は次第に減っている。さらに、マカオはギャンブル業と銀聯カードの使用を規範化し、マネーロンダリングへの取締を強化しながら、税関の監督管理をより厳格にし、不法な手段でマカオに渡ることができなくなったことが、その理由に挙げられる」と述べました。

 いま、マカオのギャンブル業は高度成長期から中高速度の成長段階に入っています。これはマカオのギャンブル業が自ら調整してきたことによる結果で、様々なルールがより規範化されるだろうとみられています。(03/10 Lin、小山)

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