スイスのダボスで世界経済フォーラム(WEF)の年次総会に参加している中国の李克強首相は現地時間の21日午後、カザフスタンのマシモフ首相と会談を行いました。
李克強首相は席上「中国とカザフスタンは全面的な戦略的パートナーであり、双方の密接な接触は協力の速い発展に役立つ。去年12月、カザフスタン訪問中、両国はエネルギー分野での協力について共通認識に達し、枠組み協議の早い達成のために、両国の関係部門は交渉を進めている。中国はカザフスタンと共に、鉄道や新しいエネルギーなどの分野でも協力を進めていきたい」と述べた後、更に「他国とインフラ施設分野での協力を進めることは、関係国家の需要を満たし、地元の民生にも恩恵をもたらす。これは双方にとって有利となるだけでなく、世界範囲で需要が下がっている背景のもとで、需要の増長を刺激し、デフレの抑制に役立つものだ」と強調しました。
これに対して、マシモフ首相は、「カザフスタンと中国の生産能力分野での協力は双方の共同利益に合致する。カザフスタンは中国と共に、良好な条件を作っていく。両国の経済発展に有利で、国民に利益をもたらすプロジェクトが一日も早く成果を収めることを期待している」と述べました。(藍、kokusei)
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