中国の李克強首相は8日午後人民大会堂で、中国-ラテンアメリカ・カリブ諸国共同体（CELAC）フォーラムの第1回閣僚級会合に出席するため中国を訪問中のコスタリカのルイス・ソリス大統領と会談しました。

　李首相は「中国とコスタリカの経済は強い相互補完性をもっている。両国が協力拡大のための共同行動計画を策定し、自由貿易協定を活用し、相互投資を促すことを期待する。中国は優位性を持つ生産能力と先進設備を利用して、コスタリカの交通インフラ整備といったニーズに応え、協力の分野を拡大していきたい」と述べました。

　ソリス大統領は「コスタリカ政府は中国との関係発展を外交政策の優先的方向とし、中国側の投資を歓迎し、中国とともに両国の相互信頼・互恵共栄の関係を育み、発展させていきたい」との考えを示しました。（ZHL、小山）