国際通貨基金(IMF)のラガルド専務理事は15日、「原油安やアメリカの力強い経済成長に関わらず、世界経済は相変わらず強い逆風に直面している」と指摘しました。
ラガルド専務理事は同日、ワシントンのシンクタンク・米外交問題評議会(CFR)で講演し「多額の債務負担、高失業率が依然として世界経済の足かせとなっており、原油安と力強い米景気回復では世界のその他の地域の低成長を克服するのに不十分だ」との見解を示しました。
ラガルド専務理事は、アメリカとイギリスの経済成長は「期待できる」としていますが、ユーロ圏と日本の成長は依然としてきわめて低く、長期間の低成長と低インフレが続くだろうと語りました。また、中国経済については「減速しつつある」と予測しました。(ZHL、小山)国際・交流へ
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