国際通貨基金（IMF）のラガルド総裁は2日、「世界経済は減速から徐々に回復してきているにもかかわらず、満足できるほどの成長振りではない。中期的な低速成長を避けるため、より多くの行動が必要だ」と述べました。

　これはラガルド総裁がジョンズ・ホプキンス大学で講演した際述べたものです。

　ラガルド総裁はまた、「先進経済体の経済は改善を見せているものの、歩調は揃っていない。しかし、新興経済体の経済は去年下半期にある程度成長した。当面の情勢の下で、挑戦に対応する鍵となるものは国際協力を強めることだ。各国は高い失業率と債務問題、金融リスクを取り扱うために様々な措置を取る必要がある」と述べました。（ooeiei、Kokusei）国際・交流へ