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中国浙江省永康市で27日夜、2人目の鳥インフルエンザA(H7N9)ウイルスの感染が確認されたと地元政府が発表しました。2人の感染者に接触はなかったとし、現在、現地では生きた家禽の販売が中止されています。
2人目の患者は舟山鎮在住の75歳の男性です。男性と接触したとされる11人は現在、医療機関による観察を受けており、いまのところ発熱や咳の症状はなく、健康状態は良好であるということです。
一方で、浙江省政府からは衛生問題や農業に関する専門家が派遣され指導にあたっています。現地では家禽市場が閉鎖されたほか、外部からの家禽の進入も禁止され、動物園や観光地での鳥類の観賞や鳩によるショーなども中止されました。
永康市疾病コントロールセンターによりますと、同ウイルスは予防や制御が可能であるとし、過度に緊張しないよう市民に呼びかけました。また、生きた家禽との接触を避け、鳥類の養殖や販売、処理を行う関係者は慎重に対応するよう注意し、咳や発熱の症状が出た場合は、直ちに診察を受けるよう呼びかけています。(閣、高橋敬)暮らし・経済へ
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