中国共産党中央の習近平総書記（国家主席、中央軍事委員会主席を兼任）は19日と20日の両日、マカオに赴き、マカオの祖国復帰15周年祝賀大会およびマカオ特別行政区第4期政府の就任式典に出席します。習主席のマカオ訪問は、中国の最高指導者に就任後、初めてとなります。

　北京大学香港マカオ研究センターの強世功執行主任は「習主席の式典出席は特別重要な意義を持っている。習主席はマカオ特別行政区の次期政府の施政方針に意見を出すほか、マカオの各界と交流を行い、中国大陸とマカオの協力を促し、『一国二制度』という偉大な事業や祖国、マカオを愛する伝統の継承を確保する」と話しました。

　習主席の祝賀大会出席が発表され、マカオ各界は「これは中央政府がマカオ特別行政区を支持していることを表している。習主席の来訪を期待している」など強い反響を呼んでいます。（殷、小山） 暮らし・経済へ