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 米のアフリカ系少年射殺の不起訴処分に暴動発生

2014-11-26 13:52:18     cri    


 アメリカ中西部のミズーリ州セントルイス郡ファーガソンで今年8月にアフリカ系アメリカ人のマイケル・ブラウン氏(18歳)が白人警察官に射殺された事件で、地元の大陪審は24日夜、警察官のダレン・ウィルソン氏を不起訴処分としました。これを受けて、アメリカの34の州における90の都市では反発する大規模なデモが発生しています。セントルイス郡では一夜の暴動が起き、銃声が聞こえ、放火や略奪事件が起き、25日朝にかけて80人あまりが逮捕されました。

 この事件はアメリカで長期的にわたって存在している人種問題や、警察側の暴力行為などが関わっています。アフリカ系住民が集中するファーガソンだけでなく、アメリカ全国で類似する状況が存在します。ニューヨーク、ワシントン、ボストン、シカゴ、アトランタ、ロサンゼルス、シアトルなどの各地では24日夜からデモ活動が続いています。

 オバマ大統領は「平和的な行動を求める」と地元住民に訴え「ファーガソンの法律執行職員は発生する可能性のある抗議に対して、冷静さを保つよう」呼びかけました。(殷、林)国際・交流へ

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