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 IMF報告書、世界経済の減速リスクを警告

2014-11-13 14:03:07     cri    

 国際通貨基金(IMF)は12日、主要20カ国・地域(G20)に関する報告書を発表し、世界経済の減速リスクが依然として著しいとしています。

 報告書では「10月初めに『世界経済見通し報告』を発表して以来、世界経済は重要な進展を見せている。それには、金融市場の大きな調整、原油価格の大幅な下落、一部先進国の経済成長率は一層減速の兆しを見せたことなどが含まれる」としたうえで、「現在の金融条件は依然として世界経済の回復を支えることができる。しかし、金融市場の波動性の強まりは、将来のリスクが存在することを意味している」としています。

 また、2014年世界経済の成長率は3.3%で、来年は3.8%に上昇するとの予測を示し、これは10月の『世界経済見通し報告』と同じです。

 報告書では「世界経済が減速していることから、G20が経済成長率の上昇を推進することが一層重要となる。15日からオーストラリアで開かれるG20第9回サミットでは、経済成長の促進や、リスク対応能力の強化が重点議題だ」と指摘しています。(玉華、山下)暮らし・経済へ

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