ロシアのメドベージェフ首相は15日、ロシア政府の公式ウェブサイトに掲載されたインタビューで「対中国関係の発展はロシアの自主的な選択だ」との見解を示しました。

　メドベージェフ首相は、アメリカのビジネスニュースチャンネルCNBCの取材を受けた際「両国関係は25年近くの間、積極的に発展してきた。現在、中国はロシアにとって最大の貿易パートナーである。ロシアはヨーロッパやアジアと貿易をし、特にアジアにおいて、中国は最大のパートナーである。このため、中国との関係発展はロシアの自主的な選択だ」としました。

　またメドベージェフ首相は、中国と積極的に関係を発展させることは西側諸国に見せるためであるという考え方を否定し「我々は実務派であり、利益になる商売を重視している」と表明しました。

　中国国務院の李克強首相は12日から14日にかけてロシアを訪問しました。訪問期間中、双方は経済貿易、投資、エネルギー、金融、ハイテク、人文などの分野における40件近くの協力協定を結びました。（殷、林）国際・交流へ