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　ロシアのプーチン大統領は、3日、「ユーラシア経済連合条約」を批准する法律に署名しました。プーチン大統領は、「ユーラシア経済連合条約」を率先して批准したことは、ロシアが密接な関係をもつパートナーや同盟国との一体化を実現するのに重要な措置であり、ユーラシア経済連合の発展に積極的な役割を果たすからだとしています。

　同じ日、ロシア外務省は声明を発表し、「ユーラシア経済連合は、ロシア、ベラルーシ、カザフスタンが一体化して発展する新しい段階である。これは、3ヵ国の経済発展と近代化を加速させるほか、世界経済一体化における3ヵ国の経済競争力の向上にも役立つだろう。ユーラシア経済連合は、この組織の原則と目標を認めるすべての国に門戸を開放する」と述べました。

　今年の5月29日、ロシア、ベラルーシ、カザフスタンの3ヵ国の大統領が「ユーラシア経済連合条約」に調印しました。この条約によりますと、ユーラシア経済連合は来年の1月1日にスタートし、2025年までに商品、サービス、資本と労働力の自由化を実現する予定です。（任春生、keiko）国際・交流へ