朝鮮中央通信の20日の報道によりますと、朝韓ハイレベル会談朝鮮代表団の報道官は同日、韓国政府に韓国の民間団体における反朝宣伝チラシの配布を阻止するよう促し、「朝韓関係改善の道はここにある」としました。

　報道官は朝鮮中央通信の記者の質問に対して、「朝鮮は今月、2回にわたり韓国大統領府に通知書を送り、韓国に反朝『風船作戦』を停止し、朝韓関係の改善に努めるよう求めたが、韓国当局は民間団体のチラシ配布を支持していることを否認し、『基本権の保護』を理由として責任を逃れようとしている」と指摘しました。

　報道官はまた、「韓国の、朝鮮の最高尊厳と体制を中傷するチラシを配布する行為は、朝韓関係改善と民族の和解・団結を妨げる『最も重大な敵対行為』だ」と述べ、「21日の韓国民間団体によるチラシ配布に対する韓国政府側の対処は、朝鮮が非常に注目している。もし韓国に朝韓双方の信頼関係を築く意志があれば、チラシの配布を無条件停止するはずだ」としました。（白昊、林）国際・交流へ