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 プーチン大統領 クリミア半島での閲兵式に出席

2014-05-10 15:51:28     cri    


 ロシアの黒海艦隊の駐屯地であるクリミア半島のセバストポリでは9日、対独戦勝利69周年とセバストポリのファシズムからの解放70周年を記念する軍事パレードが行われました。

 ロシアのプーチン大統領はこの日、モスクワの「赤の広場」で行われた軍事パレードに出席した後、セバストポリでの記念式典に参加しました。

 プーチン大統領はロシアのショイグ国防大臣と黒海艦隊のビトコ司令官の付添で快速艇に乗り、パレードに参加した軍艦を閲兵しました。

 プーチン大統領は軍事パレードで、「この聖なる日に英雄的な都市であるセバストポリで皆さんと共にわが国の重要な祝日を祝うことを非常にうれしく思う。第2次世界大戦に参加したクリミアの兵士が戦争の間に立てた大きな功績とロシア連邦に編入したクリミアの貢献に感謝する」と述べました。

 ウクライナ外務省は9日声明を発表し、プーチン大統領のクリミア訪問に抗議しました。声明では、「プーチン大統領がウクライナと協議せずクリミアを訪問した行為は、ロシアがウクライナの法律と国際法の準則を無視し、ウクライナの主権を踏みにじる暴挙だ」としました。また、「ロシアは両国関係の緊張した情勢を更に激化し、両国関係に存在する問題の外交的手段による解決を望んでいないことを示している」と指摘しました。

 今から69年前、ソ連軍民は4年間の激戦と2700万人の犠牲者を代償に反ドイツファシズム戦争に勝利しました。ソ連は1945年から毎年5月9日を対独戦勝利記念日と制定し、様々な記念活動を行ってきました。ソ連解体後もこの伝統は独立国家共同体に受け継がれ、現在、対独戦勝利記念日はロシアの最も盛大な祝日の一つとなっています。(怡康、大野) 国際・交流へ

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