ウクライナのクリミア自治共和国住民投票管理委員会のミハイル・マリシェフ委員長は16日、「すべての開票が終わり、96.6%がロシア編入を支持した」と発表しました。
ロシアのプーチン大統領は16日、「住民投票は国際法の準則と国連憲章に合致するものだ。ロシアはクリミア住民の選択を尊重する」と示しました。
投票終了後、米国のオバマ大統領はロシアのプーチン大統領と電話で会談し、「米国は投票の結果を決して認めない。ロシアにさらに高い代償を負担させる用意がある」としたうえで、「クリミア住民投票はロシアが軍事干渉し、"脅迫"の下で行われた。これはウクライナ憲法に違反しており、米国と国際社会は投票の結果を決して認めない」と強調しました。
この日、欧州理事会のヘルマン・ファン・ロンパイ議長は欧州委員会のバローゾ委員長と共同声明を発表し、「EU・欧州連合はウクライナの領土をめぐって住民投票を行うことはウクライナ憲法と国際法にそむくものだと見ている。投票は違法であり、認められない」と明らかにしました。(Yin、大野)国際・交流へ
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