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 日本安倍首相の靖国参拝、国内外から非難

2013-12-27 10:27:49     cri    

 日本の安倍晋三首相は26日、A級戦犯の祀られた靖国神社参拝を強行しました。その結果、国際社会から強く非難されると共に、日本国内の野党も強く批判しています。

 中国外務省の秦剛報道官は26日、「中国政府は日本の指導者が粗暴にも中国とその他のアジアの戦争被害国の国民の感情を踏みにじり、公然と歴史の正義と人類の英知に挑戦した行動に強い憤りを示す」とし、日本政府に強烈な抗議を表明し、厳しく非難しました。

 韓国政府の劉震龍(ユ・ジンリョン)報道官は26日、安倍首相の靖国神社参拝について声明を発表し、「安倍氏は周辺諸国及び国際社会の懸念と警告を顧みず靖国神社参拝を強行した。韓国政府は、これに憤りを示すと共に強く非難する」と述べました。

 在日米大使館は26日、安倍晋三首相の靖国神社参拝について、「近隣諸国との緊張を悪化させるような行動を取ったことに米政府は失望している」とし、日本と近隣諸国が過去からの敏感な問題に対して建設的な方策を見出し、関係を改善させるよう期待を示しました。

 ロシア外務省のルカシェビッチ情報局長は26日、安倍晋三首相の靖国神社参拝に関して声明を出し、「このような行動に遺憾の意を抱かざるを得ない」と批判し、「歴史への正しい理解が、日本と日本軍国主義に侵略された近隣諸国との関係の重要な土台だ」と表明しました。 

 マレーシアのマレーシア第2次世界大戦歴史研究会は26日公告を発表し、安倍首相の靖国神社への参拝を厳しく非難し、「この行動は戦争被害者への最大の侮辱だ」としています。

 また、安倍首相の参拝は日本国内でも野党や有識者からの批評を招きました。公明党の山口那津男代表は「安倍首相が参拝したことは残念だ」としました。民主党の桜井充政調会長は「中国、韓国との関係で大きなマイナスになるのは明らかだ。米国も望んでいない」と批判しました。東京大学の高橋哲哉教授は、「日中、日韓関係に緊張感が高まっている今、安倍首相の靖国神社参拝は、まさに火に油を注ぐ行為だ。米国も失望している。首相として参拝を決行したことはおろかな行動だ」と述べました。第1次安倍内閣で内閣官房副長官補を務めていた柳沢協二氏も、「安倍首相は、靖国神社参拝が外交問題を生じさせることをよく知っている」と話しました。(ZHL、高橋)国際・交流へ

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