中国台湾民間航空局の沈啓局長は2日、「ここ数年、台北飛行情報区と日本の防空識別圏が重なるところで、台湾の民間航空機が日本の戦闘機に少なくとも41回阻止された」と明らかにしました。これについて台湾の新聞各紙は3日様々に報道しています。
台湾「聯合報」紙は1面トップで、「台北飛行情報区と日本の防空識別圏は東経123度から124度の間で重なっている。台湾側が日本側に飛行計画を事前に提出しても、日本の戦闘機は台湾の民間航空機を妨害し、阻止したことが2009年から少なくとも41回ある」と報道しました。
これについて台湾民間航空局は、「国際規定によれば、戦闘機が阻止する際のシグナルには「注意通知」の段階から「指示に従わない場合、安全を保障できない」まで幾つか含まれるが、阻止シグナルは民間航空機の安全にある程度の脅威を及ぼす。日本の戦闘機が民間航空機を妨害し、阻止する区域は台湾・中国大陸間の航路に集中している」としました。 (hj 大野)国際・交流へ
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