パレスチナ自治政府のアッバス大統領は現地時間の20日から21日にかけて、エジプトを訪問し、エジプト情報局長や臨時大統領とそれぞれ会談しました。また、アラブ連盟緊急外相会議にも出席し、パレスチナ・イスラエル和平交渉の最新状況について話し合いました。

　マンスール臨時大統領との会談で、アッバス大統領はエジプトの「正常化までのロードマップ」は順調に実施できると信じていると述べました。

　また、アラブ連盟緊急外相会議で、アメリカが提案したイスラエル軍が戦略的要衝やヨルダン川西岸に10年駐屯するといった「安全計画」に対し、アッバス大統領は「過渡的」または「段階的」といった解決法には強く反対し、来年4月までに最終的な全面解決案を達成するよう呼びかけました。（閣、kokusei）国際・交流へ