イランと国連安保理5常任理事国(米英仏露中)にドイツを加えた6か国の外相は24日未明ジュネーブで、イラン核問題解決における「第1段階」の措置で合意が成立し、これはイラン核問題の解決に向けた重要な一歩を踏み出したとして、国際社会の歓迎を受けています。
国連のパン・ギムン事務総長は報道官を通じて声明を発表し、イラン核問題「第1段階」の合意に歓迎の意を表した上で、今後の交渉でこの初歩的な合意の範囲を更に拡大させるため、最大の努力を払うよう各関係方面に呼びかけます。
また、中国の王毅外相は「合意の内容は各関係方面に配慮しており、今のところ鍵となるのはこの合意を着実に実施することだ」と強調しました。
アメリカのオバマ大統領は「これはここ10年来、イランの核プロジェクトが初めて抑制されたことを意味しており、これでイランの核兵器の威力を大いにコントロールできるだろう」と評価しました。
一方、イスラエルのネタニヤフ首相は「イスラエルはこの合意による制約を受けることなく、イランの核能力増強を許せず、必要な時には自衛する権力を留保する」と述べました。
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