レバノンの首都ベイルートで19日に、イラン大使館を標的にした爆弾テロが2回発生し、23人が死亡し、150人以上が負傷しました。

　レバノンの治安当局によりますと、オートバイを利用した爆発が起きて2分と経たないうちに、30メートル離れたところで自動車を利用した2回目の爆発が起き、付近の家屋が壊れ、多くの車が焼けました。

　このテロ攻撃の後、アルカイダ系グループの「アブドラ・アッザム旅団（ＡＡＢ）」がこれについて犯行声明を出しました。

　国連の安保理とパン・キムン事務総長およびイラン、アメリカ、シリアなどの国が今回事件を非難する声明を出し、中でも安保理は犯行者への法的追及とその国にある外国公館不可侵の原則や駐在国の義務などを強調しました。 （ジョウ）国際・交流へ