中国外務省の秦剛報道官は13日の定例記者会見で、「国連人権理事会の選挙で中国を支持した理事国に感謝する。中国は引き続き、国連の人権事業に積極的に取り組み、国際人権事業の健全な発展に更なる貢献をしたい」と述べました。

　第68回国連総会では12日、国連人権理事会の一部理事国の改選が行われ、中国は176票で当選しました。任期は2014年から2016年までです。今回中国とともに当選したのはロシア、イギリス、フランス、キューバ、南アフリカ、サウジアラビアなど13カ国です。

　秦報道官はまた、「今回の当選は、中国の人権事業の発展の成果と中国が積極的に国際人権交流と協力に参加していることに対する国際社会の高い評価を示している。中国は引き続き対話と協力により、国際社会における平等と各種人権の重視を推し進め、公正で客観的な方法で人権問題を処理し、国際人権事業の健全な発展に更に貢献したい」と述べました。（劉叡、大野）