中国外務省、「米国の人権報告書は二重の基準」

2013-04-22 20:22:52 cri

　米国務省が19日「2012年国別人権報告書」を発表したことを受け、中国外務省の華春エイ報道官は22日「アメリカのいわゆる『国別人権報告書』は偏見に満ち溢れ、自国と外国に対し二重の基準を適用している」と反発しました。

　華報道官は「改革開放政策が実施されてから30余年来、中国の人権事業は大きな進歩を見せたことは客観的な事実である。アメリカの報告書は、他国の内政にはむやみに口を挟み、自国の人権問題には一言も触れていない。世界には人権状況が完璧な国はない。中国は平等と相互尊重の原則に基づいて他国との人権分野の対話と交流を行い、相互理解を深め、共に人権状況の改善を求めていきたい。われわれは人権問題を利用しての他国への内政干渉に断固反対していく」との立場を強調しました。（ジョウ）