20130801新闻第二条
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中国外務省の洪磊報道官は7月31日、日本の麻生太郎副首相が憲法改正や靖国神社参拝について行った発言に対し、「日本は歴史を真剣に反省し、歴史問題における約束事項を守ってほしい」と述べました。
麻生副首相は29日の講演で、憲法改正についてドイツのナチス政権時代に言及し、「ワイマール憲法がいつの間にか変わっていたが、あの手口を学んだらどうか」と述べました。また靖国神社参拝について「国のために命を投げ出した人に敬意と感謝の念を払わないほうがおかしい。静かにお参りすればいい」と発言しました。
これに関する記者の質問に対し、洪報道官は「日本政府の主な指導者が、ナチス政権の真似をして憲法改正を進めようとすることを公然と表明したことになる。アジアの近隣諸国や国際社会は日本の進む方向に対し注意と警戒を呼び起こさないわけにはいかない」と答えました。さらに「靖国神社の参拝問題は、日本が過去の侵略の歴史を正しく見られるかどうか、その被害を受けたアジア諸国国民の感情を尊重しているかどうかに関わっている。我々は、日本が歴史を真剣に反省し、歴史問題における約束を守り、実際の行動によってアジアの隣国や国際社会の信頼を得るよう求める」と強調しました。(鵬、吉野)
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