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 中国外務省、日本の防衛白書に反発

2013-07-10 15:26:20     cri    

 日本政府の2013年版防衛白書「日本の防衛」の中国についての記述に対し中国外務省の華春莹報道官は9日の記者会見で、「日本が態度を正し、他国との政治と安全保障における相互信頼、及び地域の平和と安定にプラスとなることを多くやるよう期待している」と表明しました。

 この防衛白書は、中国が領土や海洋権益をめぐり、国際法秩序とは相いれない独自の主張に基づき、力による現状変更の試みを含む高圧的とも指摘される対応をしており「不測の事態を招きかねない危険な行動を伴うものが見られ、極めて遺憾だ」と表明しました。

 これに対して、華春莹報道官は「中国は国際法と国内法に基づいて正常な海洋活動を行っているので、非難する余地はない。中国は平和と発展の道を歩み、防御的な国防政策を堅持しており、対話と交渉による領土と海洋の紛争解決を一貫して主張している。同時に、如何なる国が中国の領土保全と主権を侵犯することを許さない」と強調しました。

 華春莹報道官はまた、「最近、日本は『中国脅威論』を絶えずばら撒き、人為的に緊迫と対立を作り出している。一部の日本の政治勢力と政治家がこの機に乗じて軍事力を強化し戦争の準備に努め、頻繁に軍事演習を行っている。国際社会は日本の今後の成り行きを懸念せざるを得ない」と指摘しました。(万)

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