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 中国国防省、日本の「防衛白書」を批判する談話

2013-07-12 12:33:20     cri    

 中国国防省の耿雁生報道官は11日、「事実を顧みず、『中国軍事脅威』を誇張した日本の2013年版『防衛白書』に対し、中国軍隊は強烈な不満と断固たる反対を表明する」との談話を発表しました。

 耿報道官は「日本政府が9日に発表した2013版『防衛白書』は事実を顧みず、『中国軍事脅威』についての誇張を一層激化させ、中国の国防と軍隊建設を不適切に論評し、中国が国家主権を保持する正当な行為についても根拠のない非難をし、中国と周辺の隣国との関係を意図的に挑発するものだ。中国軍隊は、これに強烈な不満と断固たる反対を表明するとともに、日本側に厳正なる交渉を要求する」としました。

 耿報道官は「中国が平和発展の道を歩む意志はゆるぎないもので、防御的国防政策を推進している。中国の軍事力発展の戦略的意図は極めて明確であり、世界の平和と安定のため、終始尽力している。これに対し、日本側による事実を顧みない、『中国軍事は透明性不足』という決まり文句には不純な動機がある。いわゆる『レーダー照射』や『日本の領海侵入や領空侵犯』などは全く根拠のない話だ。日本側は、もめ事を引き起こし、仲違いさせる手法で、中国を中傷するという悪質な意図を露呈した」としました。

 また、耿報道官は「中国が領土主権を守る決心は固く、それに関連した行動には非の打ちどころがない。昨年9月、日本側は不法な『釣魚島購入』により、中国の領土主権に対して重大な侵犯行為を行い、中日関係を重大な局面に陥らせた。日本側は『島購入』という誤った行為を反省するどころか、逆に中国が現状を混乱させたと偽って非難し、強硬姿勢で国際世論をミスリードさせ、地域を緊張させた」。「ここ数年、日本は様々な理由をつくり、軍備を拡充し、攻撃的な戦力を発展させ、地域外の国家と頻繁に合同軍事演習を行っている。日本の指導者は、無責任な発言により、第2次世界大戦の侵略の歴史を覆そうとしている。この一連の動きは、アジアの隣国と国際社会に、日本の動向への強い懸念や警戒心を引き起こさせた。中国は、日本が侵略の歴史を深く反省し、平和発展の道を歩み、実際の行動を通じ、アジアの隣国の信頼を取り戻すよう促す」と指摘しました。(白昊、山下)

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