中国外務省の華春瑩報道官は9日、北京での記者会見で「琉球問題における中国の立場は変わっていない」と述べました。
新聞「人民日報」が発表した琉球の帰属に関する文章について華春瑩報道官は、「沖縄と琉球の歴史は、学術界で長い間注目された問題だ。この問題がこのほど際立ってきたその背景は、日本が釣魚島問題で絶えず挑発行為を行い、中国の領土保全を侵犯したためだ」と強調しました。そして「この文章は、中国の人々と学術界が釣魚島及びその関連の歴史問題に注目し研究してきたことの現われだ」と述べました。
記者会見の席上、この「人民日報」の文章について日本の菅官房長官は記者会見で、「日本側は8日に中国側に抗議を提出した」と発表したことについて記者からのコメントを求められた華春瑩報道官は「日本側のいわゆる『抗議』は受け入られない」と述べました。(万)
| ||||
© China Radio International.CRI. All Rights Reserved. 16A Shijingshan Road, Beijing, China. 100040 |