中国外務省の洪磊報道官は、29日、北京で「日本が歴史を正視しなければ、未来を切り開くことができない。日本が実際行動で国際社会の信頼を得ることを期待する」と語りました。
これは、日本の安倍晋三首相が4月下旬、靖国神社に供物を奉納し、そして、今年の秋に靖国神社を参拝する可能性があるという報道に対して述べたものです。
洪磊報道官は記者会見で、「靖国神社の問題は日本が過去の侵略の歴史を正視、反省することが出来るかどうかにかかわり、また中国を含む多くの被害国の国民の感情を尊重するかどうかにかかわっている。日本が歴史問題についてのこれまでの態度表明と約束を厳守し、実際の行動で国際社会からの信頼を得ることを期待する」と述べました。(任春生、kokusei)
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