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 外務省、領土と海洋境界線の交渉による解決を主張

2013-04-26 19:57:37     cri    

 中国外務省の華春莹報道官は26日、北京での記者会見で「中国はフィリピンが南海問題をめぐって提案した仲裁を拒否する。国際法の関連規定と『南海関係国行動宣言』の関連精神に基づき、双方の交渉を通じて領土及び海洋境界線をめぐる争議を解決するよう主張する」として、中国の姿勢を明示しました。

 フィリピンの提案によって、このほど、中・比南海争議仲裁裁判が組織されたことについて記者の質問に答えた際、華春莹報道官は「2013年1月22日、フィリピンから南海問題についての国際仲裁を行う覚書と通知が提出された。2月19日、中国はフィリピンが提案する仲裁を受け入れないことを言明し、覚書と通知を送り返した」とし、「中国の立場は変わらない」と述べました。

 また、華春莹報道官は「中国とフィリピンの両国関係と南海の平和および安定という大局から、中国は一貫して交渉と協商を通じて争議の解決にあたることを主張してきた。直接的な関係のある国が交渉を通じて領土と海洋権における争議を解決することは、フィリピンを含む国が『南海関係国行動宣言』に調印した時の約束でもある」と述べ「『宣言』は全面的かつ着実に実施されるべきだ。中国は国際法の関連規定と『宣言』の関連精神によって、双方の交渉を通じて領土と海洋境界線の争議を解決するよう主張する」との考えを示しました。(ヒガシ)

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