ASEAN・東南アジア諸国連合の特別外相会合を開き、「南海行動準則」の策定を検討することを、中国が求めたとの報道に対して、中国外務省の洪磊報道官は12日北京での記者会見で、「今年は中国とASEANの戦略的パートナー関係締結10周年となる。双方は、関連の祝賀活動を行い、相互関係をより高いレベルに引き上げようとしている」と述べました。
洪磊報道官は、「中国の南海問題に対する立場を変わらない。中国は、当事国の友好的な交渉を通して紛争を解決することに努力しており、これは中国とASEAN諸国が『南海各方面行動宣言』の中で達成した共通認識でもある。南海問題は中国とASEANの間では問題にならない」と強調しました。
また、「『南海行動準則』については、つい最近行われた第19回中国・ASEAN高官交渉で、各方面は『南海各方面行動宣言』を全面的に実行し、宣言の枠組み内での協力を強化し、対話と交渉を継続するとともに、相互信頼を深め、『南海行動準則』の最終的達成に向けた取り組みを進めることで同意した」としています。(万、大野)
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